と或る日。
いつも唐突なのが、スリランカ人のお客様からのLINE。
『このカラーが欲しい。』
「欲しい。」という、表現に少し笑いましたが、
今まで人生で一度もヘアカラーをした事が無く、しかも彼にとって異国の日本で、外人に初めてのヘアカラーを任せるというのはかなり勇気がいるだろうなと思います。
画像に添えられた、「欲しい。」という、彼なりの表現に、言葉足らずだけどすごく強い願望や、期待が込もってますね。
これはパーフェクトな仕事で応えねば!
今回、初めてヘアカラーをする彼。
そして、彼が”欲しい”ヘアカラーがこちら↓
元ワンダイレクションのゼインですね。
ゼインってむっちゃイケメンやな。
このヘアカラーのポイントは、根本をあえて黒く残して、中間から毛先をシルバーブロンドにしているところ。
アンダーの刈り上げている短い部分や根本と毛先のシルバーとのコントラストがカッコイイです。
そして、今回気を使わねばなと思うのが、彼はヘアカラーが初心者であることと、今回のカラーをするにはブリーチをしたダブルカラーが必要であること。
料金のこともそうですが、ダブルカラーの施述の流れの説明やブリーチのダメージ等のデメリットなど、カラーのリスクも初めに伝えておく事は今後の彼のヘアカラーライフにおいてとても重要です。
ヘアカラーに対して、気軽で良いイメージを持って欲しいですしね!
ちなみにJJというお友達のご紹介で割引が適用になることもしっかり伝えます。
言葉が違うと、このような細かいところまで聞いたりし辛いようです。
面倒がらずに細かく伝えてあげると、来店した時に「助かったよ」って言ってくれてとても喜んでました。
僕としては、直接対面で英会話するより、テキストの方が楽なんで「LINEで伝えれることは全部伝えておこうっ」て思い、そうしたんですが、、、(テキスト上でも大分適当な英語使ってますが。汗)
こういうことって、普通に日本人のお客様でも同じだなと思います。
お客様との関係性にもよると思いますが、しっかりコミュニケーションとれていると思い込んで、説明不足やコミュニケーション不足だったり仕上がりイメージの共有がお客様と出来ていない時に失敗っておきやすいんですよね。コミューニケーション大事です。
そして、、、
施述としては、結局ブリーチを1回では色素が抜けきらず2回して、黄色味を消すのにトナー処理をしました。
本人の顔の濃さも合わさり、中々のゼイン感を醸し出していると思います。笑
綺麗にシルバーブロンドになりました。
因みに何名か英語でコミュニケーションとっている外国人のお客様に来ていただけていて、
適当でもよければ、わりと英会話出来ます。
美容院って特殊環境なので、その中で必要な英語は大体話せると思いますし、多少の日常会話はイケるので、
英語しか話せなくて、美容院探しに困っている方いましたら是非来てくださ〜い。