↑このように、束を分けとりブリーチをして部分的に髪を明るくしておき、更に全体を染めつつ明るくした部分にも色を入れてつくるグラデーションカラーを「バイヤージュカラー」と言います。
束を分けとって一部を明るいアッシュグレーにするので、写真のように毛先にかけて明るい自然なグラデーションになり、とてもお洒落なヘアカラーです。
そんなバイヤージュカラー。寒色系のグレージュやブルージュ、ホワイト系の色味でするのが人気です。
が、今回はブルーやアッシュではない色味でバイヤージュカラーしてみました。
ビフォアです。
見事に根元が伸びまくった、プリン状態です。
まずは土台づくりのポイントブリーチ。
毛束を分けとってブリーチで明るくしていきます。毛先にも後でブリーチ塗布しました。
シャンプーし、洗い流した状態
明るくなった細い束が出来ていますね。表面だけでなく、写真では見えていない髪の内側にも沢山隠れています。
髪って根元部分が一番量があって、毛先にいくにつれて、自然に抜けて少なくなったり、梳（す）いてあったりして量が少なくなっているので、
明るくした細い束が根元では線状でも、毛先に行くにつれて広がって全体が明るく見えて、自然なグラデーションになります。
全体をピンクバイオレットで染めます。
ピンクバイオレットのバイヤージュカラーの完成。
全体的に見てもピンク系の色ですが、根元よりも毛先の方がはっきりとピンク。
巻くことで、より毛先に光が当たりピンクがより感じられるようになるので可愛いです。
また、バイオレット（紫）は色が抜けてきた時に黄色くなりづらい色で髪をツヤツヤに見せることが出来る色です。
色が抜けてくるのは仕方がないことですが、黄色くなってしまうと、毛先が傷んで見えたり実際よりも更にパサついて見えてしまいます。
あと、これはイワタの個人的見解なんだけど、バイオレットベースにピンクミックスするのが今時になるポイントだと思います！
冬場は特に乾燥もしていますので、艶系バイオレット系のヘアカラーおすすめです。
寒色系に飽きてしまった人や、ちょっと周りと差をつけたい人に、こんなピンクバイオレットのバイヤージュカラーはどうでしょう。
