バレンタイン。

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昨今のバレンタイン事情は我々男児にとっては年々厳しい状況になってきているのでは無いかと感じているのは、私のようなモテない既婚子持ち美容師だけだろうか?
そもそも2月といえば節分。古来より立春という季節の変わり目に邪(鬼)を払う祭事を行うのが習わしだった筈。
それが某菓子メーカーの営業戦略により、女子が意中の男子へチョコと共に想いを伝える時世となった。そこまでは我々男子にとって良かった。
しかしながら今や、バレンタインにおける男子へのプライオリティーは最も低い。

節分を無いことにしてしまう理由の一つに、各百貨店が競いあうように1月末ほどより開始するチョコ祭りがある。
ワタシが住む名古屋では名駅高島屋が毎年全国でも最高額の売り上げを叩き出すことで有名である。(60億ほど売り上げるそうだ。)名古屋に住む女子は当然、東海、岐阜、三重からも催事場へと集まる。

男子も一度足を運んでみるといい。旨いチョコの最上クラスが1年で最も揃えられているチョコパラダイスを目にするだろう。
しかし同時に、いやそれ以上に、チョコに翻弄される女子群に圧倒されるのだ。
買う前に行うテイスティングはもう当たり前の時代。それが期間限定高級ブランドとなるとそれを食べない者はそもそも、その場にこない筈である。
結果皆、試し食いという名のつまみ食いをしにやってくるのだ。

ピエール・マルコリーニやらゴディバやらCOVAやらデルレイガレージャン=ポール・エヴァンロイズジョエルロブションカカオサンパカサダハルアオキピエールエルメエエエエピエピエーエエエぇハァ

。。。ワタクシにとってチョコはチョコだ。どんなに銘柄が横文字で並ぼうとどれも旨いチョコ。コモディティのうちのひとつである。しかし、2月14日近くの女子にとっては銘柄は重要なファクターである。

ワタシが考えるにこのマズローの5段階欲求で考えると昨今の進化したバレンタイン事情がよく分かるのではないかと思う。
ワタシにとってチョコとは食欲という超原始的生理的欲求を一時的に凌ぐ際に使用する非常食のような物である。
マズローに云わせると最低階層にあたる生理的欲求である。

しかし、バレンタイン女子は生理的欲求からチョコを求めているのでは決してない。

通常ならば生理的欲求を満たすと次に安全的欲求と次の階層へ上がるのだが、一気に飛ばして、バレンタインだし、チョコを買うよ。チョコ買うなら?的な世の中の流れに乗っていく社会的欲求へとすすみ、高島屋の催事場へ集まるバレンタイン女子。
そして、バレンタインだし自分へのご褒美というヨクワカラナイ理由から高級な自分チョコを買い漁る。どこぞのチョコを手に入れました!っとSNSで発信、同じようにチョコ発信されたものへアクションし内的に満たされ、尊厳的(承認)欲求へと進むのです。稀に自己制作し成果を発信するコトで同じように欲求を叶えている方も存在します。

ワタシが考えるにバレンタインのうまいのは、実情に関係なく女子から男子へというストーリーは未だに堂々健在しているコトである。
その大儀名分、正義をかかげ、思う存分に社会的はたまた尊厳的欲求を満たせる良い機会なのである。
そして、男子はそわそわドキドキしながら楽しいバレンタインを実際に過ごせるのは小学生までぐらいまでだろう。

そんな中、ワタシの職場では後輩女性スタッフが更にもう一段階マズローの欲求階層を進み最終階層に達していたようです。
完全に2月14日バレンタインにアンチな姿勢で臨んでいたワタクシも考えを改めさせられた。

マズローによると人の欲求は生理的、安全、社会的、尊厳と進み、最後に自己実現欲求(自分の能力を引き出し創造的活動したいなど)が生まれると。。。

その欲求の末行き着いたバレンタインの最終形態を皆さまにもご覧になっていただきたい。

 

 

実に素晴らしい。(もはやチョコではない。)

恒例となりつつある、おっぱい。今年もおっぱい弁当。最高である!
ビジュアルはいうまでもなく(特筆すべきは乳首と乳輪がしっかり別で表現されている。)、味もとっても美味しかった!

前置きがかなり長くりましたが、何が言いたかったのかというと、

うちのサロンの後輩女子、最高!!!!!!!!!www

おっぱい、ありがとう!

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