知ってるようで知らない、今更聞けない紫外線の正しい知識。

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営業後に行われる夜会。
いつもこの時期になると来てくれます。クオレ化粧品さんのスキンケアの講習。”紫外線”についてのお勉強です。

クオレさんの社員さんといえば、京都の会社ということもあってか、、、みなさん、めっちゃ面白い人達ばかりなんです。
新しく、うちのサロンの担当になった栃下さん。27歳、僕と同い年でくせ毛かぶり、この人も絶対おもろいはずなんで今後も仲良くさせてもらいたいです。

せっかく毎年勉強しているので、アウトプットさせていただきます。

みなさん、女性の方は特にですが、紫外線対策されている方とても増えています。というか、最近の化粧品は日焼け止め成分が配合されているものも多く。季節に関わらず年中対策するのが普通になってきています。そのように対策自体はされている方がほとんどですが、、、

なぁんとなく暑くなってきたら、日焼け止め塗って、帽子サングラス。でも、紫外線っていつから強くなる?、実際どんな悪い影響がある?、日焼け止めのベストなSPFとPAは?、そもそもSPFとかPAって?
実際のところ、ご存知の方はほとんどいらっしゃらないと思います。

 

日焼け止め対策は3月からスタートしましょう。

紫外線が増加しだすのは3月20日(春分の日)。この日を境に8月のピークに向かって日照時間が長くなっていき、太陽との距離も近づいていきます。
ですので日焼け止めを塗り始めるのは3月からが良いでしょう。

じつは3月はとっても重要な時期で、まだお肌や体は夏の準備ができていない状態。紫外線の少ない冬の間にお肌は白くなっていて紫外線に対してお肌が最も弱いのが3月です。
朝と夕での気温差も大きく、免疫力が低下。日中の気温上昇でお肌の新陳代謝アップして、汗や皮脂もたくさん出ます。花粉なども増える時期ですので肌トラブルが起きやすくなります。

 

気になるお肌への影響は?

紫外線に当たったときを分かりやすく言うと。。。

2分でシワの原因が作られます。えっ2分?っと思いますが、これホント。みんなそうやって老けていくんです。

5分たつと細胞に傷がつきます。

10分で免疫力が低下して、なんかだるいな〜っと風邪をひきやすい状態。

20分で日焼けがはじまり、ケアをしなければ深刻なダメージとなります。

紫外線から受ける影響は。。。
・バリア機能の低下
・ヒリつきや赤み(これはいうまでもなく焼けちゃった状態です。)
・新陳代謝が早まる(乾燥肌、粉吹き肌)
・活性酸素の増加(老化の原因といわれているやつです、くすみやシワになります。)
・髪の表面(キューティクル)が剥がれ、ツヤが失われる。
・カラーされている方は色落ちが早くなる。

 

日本にいる限り、SPF30 PA++がベスト。

冒頭にも述べましたが、冬でも日焼け止め成分配合の化粧品を使われている方が増えています。
更に夏はしっかり対策をされる方が増えているんですが、、、

夏は紫外線が強くなるから日焼け止めも強いものが良いと、SPF50、PA++++のものを使われているという話をよく聞きます。
でも実はそんなに強い日焼け止めを毎日使用するのは肌に逆効果。

実はSPFの右に書かれた数字の意味は日焼け止め効果の継続時間。

例えば、、、SPF1=20分の効があるという意味。

SPF50の場合、計算すると16時間40分になります。すごいですね〜約17時間も紫外線から守ってくれるんです!
でもね、よ〜く考えてみてください。毎日17時間も外に居て太陽の下にいるでしょうか?(そもそも太陽そんなに出てないかも?)
SPFの数値が高くなればなるほど、お肌への刺激は大きくなります。ですので出来るだけ数値の低い方が良いのです。

お仕事されている方、、、出社から日中の間を考えると、だいたい1日8時間ぐらい紫外線を防げれば十分ではないでしょうか?
計算しますと、(8時間×60分÷20分=24)SPF30あれば十分過ぎますね。
更に言えばSPFの低いものでも塗りなおせば、継続時間は伸びるのでSPFがもっと低くても1日持ちます。

そしてPA。
これに関しては、とっても曖昧で。化粧品会社によって定め方に差があり、一概にはいえないのですが、

+で近所のスーパーへの買出しや洗濯物を干すとき。
++で一般的な日常生活で。
+++炎天下の海やレジャー、スポーツでの長時間の屋外活動のとき。
++++は非常に紫外線の強い場所、たとえばハワイ行くとき。

SPFとPAについて、もう少し詳しくお話ししますと、紫外線っていろんな種類があって、
そのうちのA波(肌の奥まで届き細胞を破壊して、シワやたるみの原因をつくる)とB波(肌の表面に炎症をおこして、シミの原因をつくる)が主にお肌に害をもたらすと言われています。
SPFはB波の防止効果を示すもの、PAはA波を防止効果を示すもの。

 

まとめ

日焼け止めは春分の日を目安に3月から使い始めましょう。
紫外線を2分浴びるとシワの原因。20分で焼け始める。
日本にいる限り、SPFは20〜30、PA++の日焼け止めを使いましょう。
SPF数値の低いものを塗り直して使うのがお肌に良い。

 

人間の老化の原因はほぼ紫外線だそうです。もし僕が生まれてから今まで28年間光に当たらず生きてきたとしたら、、、

僕のお肌の年齢は6歳だそうです。笑

今年はラニーニャ現象(赤道付近の海面温度の低下)も起こっているそうで、夏はむちゃくちゃ暑くなって、雨もむっちゃ降るそうです。
色々と大変な夏になりそうです。的確な紫外線対策で夏を乗り切りましょう。

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