三里浜。地元民からも忘れられつつある幻のビーチ。
三国の南端。地元ではグリーンベルトと呼ばれる海風よけの緩衝緑地帯に沿うように海岸沿いに車を走らせていった先に、誰も来なくなったむちゃくちゃ美しいビーチがあります。
当たり前に駐車場が無いので、路駐がオッケーな場所に車を停め、林の小径を奥へ進みます。
すると現れてくる、空と海のコントラストの違う2色のブルー。
茂みを抜けてた先で、独特の植生が広がるビーチへ足を踏み入れると別世界に来たような錯覚を起こします。
見渡す限りの砂浜に、誰もいません。
当然ですが、海の家などございませんし、トイレもありません。
それが良い。
シートも漂流物でおさえます。
ぼくが子供の頃、祖父に連れて来られた思い出の場所が全く変わらず、綺麗なまま在るのが嬉しいです。
何も無いことが、こんなにも綺麗で美しさにつながるということをここに来ると思い知りますよ。
本当は、誰にも教えたく無い場所です。
でも本当におすすめ過ぎる、ぼくの大好きな場所。
みなさん、来る際は持ってきたものは当然ですが、浜に落ちているゴミも少し一緒に持ち帰っていただけると良いです。
(しかし、ずっと三国と思っていたんですが、厳密に言いますとお隣の福井市だったというのはここだけの話。笑)
三里浜
〒910-3378 福井県福井市免鳥町