僕が以前書いた【伸ばした髪を切るときは、寄付しよう。】この記事を読んで、ばっさりショートに切ってヘアドネーションしたいとお客様が来てくれました。
ヘアドネーションとは?
頭皮・頭髪に関わる何らかの病気が原因で髪の毛を失い、ウィッグを必要としている子ども達に、医療用ウィッグの原料となる毛髪を間接的に提供すること。
寄付された髪の毛は、当団体によって選別・加工の工程を繰り返したのち、ウィッグとして生まれ変わり、レシピエントの元に届けられています。出典:https://www.jhdac.org/hairdonation/index.html
ゴムで留めてカットしていきます。
寄付するには31センチ以上必要ですので、寄付する毛が31センチ以上の長さになるように切りつつ、仕上がりのヘアスタイルも素敵になるように、
お客様としっかり話し合ってスタイルを定めてから、このようにゴムで留め毛を切らせていただきます。
お客様とヘアスタイルについてお話ししたところ、お客様がバレエをしている関係で1年後に結べるようになるなら、あとは全ておまかせすると言って頂けたので。
しっかり、髪をゲットした後、、、
得意のショートに切らせていただきました。
くせ毛を活かした、乾かしただけでおさまるショートボブ
くせが強く、波打つようにうねりがでてしまう髪質。その上普段ほとんどスタイリングをされないそうなので、
乾かしただけで簡単にまとまる、お手入れのしやすさを考えたくせ毛を活かすカットをさせていただきました。
襟足部分のみすきバサミを使用して、あとはシザーのみでカットしてあります。
くせ毛の活かし方
襟足が首に沿うようにタイトにおさまり、バックにボリュームを作って奥行きを出し、頭のシルエットが綺麗に見えるように切ってあります。
ドライヤーでばーっと乾かし、少しワックスをもみこんでいただくとくせもお洒落になりますね。
この方もそうでしたが、くせ毛で悩まれている方って自分はお洒落な髪型には出来ないと諦めてしまっている方が多いです。
くせのタイプにもよりますが、この方のようにやり方次第でお洒落に素敵になる方法もあります。「出来ないこと」と「知らないこと」って結果的には同じですが、
世の中出来ないと思いこんでいることの中には、ただ単に「やり方を知らないだけ」ということもあります。
くせ毛の活かし方も知らないだけかもしれませんね。
頂いた髪もしっかり、送らせていただきました!
ばっさりカット、感謝です!!!