いつも、色んなヘアカラーをさせてくれるメンズのお客様。
ビフォアはこんな感じ
前回のカラーが抜け、かなりダサい。
これはいけません。むっちゃおしゃれなカラーにしていきましょう!
薬剤塗布
むっちゃ濃いブルーにこれまた濃いめのアッシュと更に新色のネイビーをミックスした薬剤を塗っていきます。
ポイントとしては、1剤を濃いブルーの色味で2剤のオキシは6%。そして薬の塗布量は根元から毛先までたっぷりと塗ってあげること。
基本的にヘアカラーをする際に、伸びてきた自然毛のリタッチ部分は2剤オキシ6%、全開染めた既染部の2剤オキシ3%にするのがセオリーですが、今回はあえての根元から毛先まで6%にしています。
なぜかというと、毛先までしっかりと色素を削ってダークグレーアッシュにしていきたいからです。
・・・20分後
白ぽっかった薬剤が、ブルーに発色していますが、
第2のポイントとして、放置時間は長すぎず、短すぎないこと。
基本的にカラーメーカーの推奨タイムでオッケーです。
オキシを6%にしたことで、時間をおきすぎると、せっかく今回入れた色味までも削ってしまいただの明るい茶髪になってしまいます。
髪質にもよりカラー剤の反応速度は前後ありますが、しっかりと髪質などを見極めてここぞっ!というタイミングでカラー剤をシャンプーで流していきます。
そして、流す際にもしっかりとお湯で乳化をして更に色を入れ込みましょう。
この乳化ってとっても大事で、色持ちにも影響があるのでするとしないで全然日が経ってきてから違うんですよね〜。
そして、
ダークアッシュグレーの完成
どうでしょう?綺麗なアッシュグレーに仕上がりました。
使用したカラー剤はむっちゃブルーでしたが、仕上がった髪はアッシュグレーなのが不思議ですが、髪の中にある色味にブルーを混ぜると結果的にアッシュになるんですよね。
しかもこのカラー、抜けてきてからがもっと綺麗な色になるんです。
髪質や、されているカラーの状況にもよりますが、ブリーチなしでもここまでのアッシュグレーにすることが出来ますよ。
今回のアッシュグレーの作り方のポイント
- 1剤は濃いブルー、2剤は6%で毛先まで。
- 薬剤の塗布量は毛先までたっぷりと。
- 放置時間は長すぎず、短すぎないこと。(基本的にメーカー推奨タイムでオッケー)
ご参考あれ〜♪